初心者と経験者

さて、私はオーケストラを始めたのが大学生になってからでした。
つまり、ヴィオラという楽器を始めたのもその時。
オーケストラ歴=ヴィオラ歴なのですね。

私には、同じ楽器の同期がおりません。
ヴァイオリンの同期が、5人。うち4人が経験者。
人数少ない割に、これだけ経験者がいるというのも珍しいのですが。
私がまず楽器の持ち方、弓の持ち方、構え方…から始めているときに、
彼らはもう本番で演奏するわけです。
4月入学で、5月の本番でしたね。

それはもう、仕方のないことなのだけど、
悔しいというか、負けず嫌いの私のこと。
それなら、絶対何かしらのことはやってやる、と思いました。



続きを話す前に、少しだけ私の当時の環境をお話しておくと、
◎大学まで片道1時間半の通学
◎外国語学部(=つまり、必修の授業だけですでにコマ数が多い)
◎教職を取っていた(結局、教育実習を残すのみまで単位取った)
◎1日あたりの平均授業数が4.5コマ(週2日は1〜5限までフル)
◎放課後、土日の空いている時間にはバイト(オケはお金がかかります)
◎お布団に入っての平均睡眠時間は、1日3時間くらい
◎卒業まで、取った授業に関しては一つも単位落としてません
…えーと、ごめんなさい今はこんなことできません。
若いからこそできたのでしょうね。笑