音楽のはじまり?

すっかり、更新の間があいてしまいました。

楽しみにしていただいている、という応援をいただき、

にわかにやる気を取り戻してみたりします。笑。

何てことはない、お話たちなんですけどね。







音楽って何だろう。

と、ときどき思います。

音楽のスゴイところは、人の脳にはたらきかけ、

数秒単位で、心理に影響を及ぼすものです。



たとえば、ある歌を聴いて、

悲しいとか、嬉しいとか、気分が高揚するとか、

そういう気持ちの変化を感じたことはありませんか?

街中に、クリスマスソングが流れる時期とか。

(あれ、わくわくしますよね。私は同時に、始まった祭りがいつか終わるという、せつなさも感じるのですが。笑)



それができるのは、人が永い永い時間をかけて、

音楽とともに生きてきたからだと思うのです。



人間が進化していく過程で、

おそらく、声を出すとか、何かをたたくとかが

きっと一番最初の音楽の形で。

それはだんだん、気持ちや愛を伝えるためだとか、

神様に捧げられるために進化してきたのだろう、と。



神様に捧げられる讃美歌には、アカペラのものも多いですし、

日本では、節をつけて歌う短歌などもこれにあたるのでしょう。

日本だと平家物語などの長編も、すべて口伝だったようですし、

それを覚えるために、歌っていたとか。

(古文には、非常にリズミカルで詩的なものが多いですね。)

ヨーロッパでは、英雄の武勇伝を伝えるために、

吟遊詩人が物語を歌いながら、旅をしていました。



あ、余談ですがオケの名前はここからとりました。笑

吟遊詩人=troubadour(仏) トルバドール、です。

イタリア語?あたりでは、トルバトーレとも言いますね。

言語によって微妙に違うのですが。

私はフランス語が長かったので、フランス語にさせてください…笑